目的は頂上ではないので、決めた時間が来るまでゆっくりと歩く。過去に何度か歩いた登山道。地図は無くても道迷いすることはない。と思っていると途中で登山道が通行止めとなり迂回路を示す表示が。
それに従い進むと昔は無かった川(というか、ガレ場の沢)が現れた。これが平成30年9月30日の台風24号で流出した土砂崩れ痕なのか。
![DSC_5764[197].jpg](http://somabito.sakura.ne.jp/sblo_files/somabito/image/DSC_57645B1975D-thumbnail2.jpg)
![DSC_5762[195].jpg](http://somabito.sakura.ne.jp/sblo_files/somabito/image/DSC_57625B1955D-thumbnail2.jpg)
以前ここには「盃流し」と言われる一枚岩の名所があったが、跡形もなく流されて?(埋まって?)しまっていた。(下は昔の盃流し)
参考:http://fujimikogen-resort.co.jp/simizu/images-1/sakazuki.pdf

(富士見高原リゾートHP)
自然の厳しさ恐ろしさを感じてしまう。その姿を眺めながら昔の登山道に戻り雑木林の中、歩みを進める。
と、今度は折れ曲がった唐松の木に大岩がもたれかかっていた。唐松の木に寄りかかって見えたが、多分、唐松の木の生長途中に大岩があったものと想像。その先には大きな岩小屋(臼久保岩小屋)も現れた。古跡とあったが昔人はここで何をしていたのだろうか。
![DSC_5770[203].jpg](http://somabito.sakura.ne.jp/sblo_files/somabito/image/DSC_57705B2035D-thumbnail2.jpg)
![DSC_5766[199].jpg](http://somabito.sakura.ne.jp/sblo_files/somabito/image/DSC_57665B1995D-thumbnail2.jpg)
登山道を登って行くと下山する人物と出会う(一人の若い女性)。
こちらから「こんにちは」と挨拶。「こんにちは」と小さく返答が返ってくるが、何となく当方を避けた感じ。そりゃあ、髭を生やした爺さんじゃあしょうがないか。
歩き始めてから予定していた時間が過ぎたので、小休止・もぐもぐタイムを取り引き返すことに。
前方に、先ほど挨拶した女性が立ち止まって何かしている。なんだろうと思いながら近づいていくと栗を拾っていたところであった。二度目の挨拶を交わし私たち夫婦は先に進んだ。(続きは、パートUで)
杣人の会々員 AN
杣人の会

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