![DSC_5773[206] (2).jpg](http://somabito.sakura.ne.jp/sblo_files/somabito/image/DSC_57735B2065D2028229-thumbnail2.jpg)
しかし、よく見ると傘の色は赤みがあり「じごぼう」特有のぬるぬる感もない。裏側は黄色でスポンジ状なので同じ仲間かもしれないと、キノコを良く知る同級生に電話で特徴を伝え確認。
すると、「カラマツベニハナイグチ」だろうと。毒性はないが苦く、俺は食べないよとの冷たい返事。一応試しに持ち帰ることにして袋に詰めていると、先ほど分かれた彼女が追いつき、こちらの行為に興味を持ったよう。
キノコを採っていると話すと写真を撮っても良いですかと聞いてきた。もちろん断る理由もなく近くに差し出して写真に納めてもらった。
それから登山口まで、妻と三人で話をしながら歩いて行く。話してみなければ人のイメージは分からないものだ。最初の感じと違い快活に話をする爽やかな女性である。
聞くと、単独行で四日間かけて蓼科山に始まり八ケ岳を縦走してきたとの事。きゃしゃな身体からは想像できないような話を聞いてびっくり。確かに大型ザックにシュラフマットを括り付けている…。
富士見高原ゴルフ場まで下ったところで別れたが名残惜しい気持ち。なんだか面白い山歩きであった。
家に帰って調べたところ、「ウツロベニハナイグチ」というキノコで、やはり食用価値はないが、「カラマツベニハナイグチ」のような強い苦みではなく癖のない味との情報が。試しに食べてみたところ、確かに「じごぼう(ハナイグチ)」ほどの旨味はないものの、あっさりとした味で、それなりに食べられました。めでたしめでたし。
![DSC_5777[210] (2).jpg](http://somabito.sakura.ne.jp/sblo_files/somabito/image/DSC_57775B2105D2028229-thumbnail2.jpg)
《おまけ》
私が「杣人の会」入会のきっかけとなった、2018年3月11日開催の「キノコ菌打ち体験講座」で菌打ちしたシイタケが二年半経ってようやく出てきました。
![DSC_5779[212] (2).jpg](http://somabito.sakura.ne.jp/sblo_files/somabito/image/DSC_57795B2125D2028229-thumbnail2.jpg)
杣人の会々員 AN
杣人の会

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