親友から一枚板無垢材をプレゼントされました。乾燥させただけの板。やったこともないのに「〇〇さんなら作れそう」と持ってきました。確かに木工は好きで、バードカービングなどの小物は作ったことはあったんですが、こんなに大きな物をカンナ掛けするようなことはほとんど未経験。でも確かに魅力的でした。

まずネットで調べ、販売店に電話して聞きました。販売店の方は、私のトンチンカンな質問を聞いて、私があまりにも素人だと気づき、「まあ、気長にやってみてください。」とさじを投げられた感じ。
まず割れ止め剤が塗ってある箇所のカンナ掛け。カンナは子どもが中学校の時に技術家庭の授業のために買った物。刃の調節の仕方は知っていましたが、本格的にやるのは初めて。ボンドのように硬く、刃がすべってなかなか削れません。

次に、ネットで購入したマルチサンダーという道具で全体を磨く。これで綺麗にできるだろうとわくわくしながら取りかかる。しかし、いっこうに綺麗になりません。横の筋が消えないのです。結局全面をカンナ掛けしないと綺麗にならないことを発見。それから数日、時間があればカシャカシャと削る。うまくカンナ掛けしたところの年輪が綺麗に浮き出てくると、なぜながらしばらく見とれる。
そんなことをしている時、家を建てて頂いた建築会社の方がみえて、「カンナでは大変でしょう。いい物がありますよ。」とグラインダーを貸してくれました。すごい威力で、硬くて何度やってもうまく削れなかった年輪の中心が、あっという間に綺麗になる。「なあんだ、いい物があるんだ。」
真ん中あたりの裂けた後や、周りの自然な木の汚れはあえて残し、一応なんとからしくなりました。ネットで調べると、仕上げの方法はいろいろあるようですが、自然の木の模様を活かすために亜麻仁油を塗る。良い感じになりました。

脚づくりに取りかかろうとまたネットで調べていると、スチール製だが、椅子とおそろいの脚が安かったのでそれを購入して取り付けました。
薪ストーブの前に置き、このテーブルで珈琲タイムを楽しんでいます。
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